2001年に買ったアルバムで印象深かったもの

 今年もあと少しで終わりますね。今から買うアルバムもあるかもしれませんが、年末年始に更新できるかは微妙ですので今年の総括をしてみます。

 購入した枚数なんですが、私の場合データベースなどは作ってませんし、気に入らなかったり財政状況が悪くなったりすると平気で中古屋さんに売る性質なので、今年購入したアルバムの枚数は正確にはわかりません。ただ、月に3〜10枚は購入していますので60枚ぐらいは購入したんじゃないでしょうか?売ってる枚数も40枚ぐらいいくと思いますけどね(笑)。

 購入したものの傾向としてはプログレ系が一番多く、特にイタリアのバンドにはまりました。HR/HM系は新譜で購入したのはドリームシアターのライブくらいで、自分の好みが固定されているせいもあり、知らないバンドやら新人にはほとんど手を出しませんでした。プログレ系とHR/HM系の購入した比率は4:1ぐらいですね。洋楽を聴き始めた5年前ぐらいからみると、比率が逆転しているような数値です。

 非プログレ・HR/HMの作品に対して興味を持ち始めた年で、ジャズロックやフュージョンに手を出したりもしました。もともとプログレッシブロックは、ジャズやクラッシックの要素をロックに付け加えたバンドが多いジャンルですので、ジャズロックやフュージョンというジャンルに近いともいえます。ですので、聴いてみてもそれほど違和感はありませんでした。ただ、私の音楽嗜好の変遷(洋楽ポップ/ロック→HR/HM→プログレ)からしても、比較的ロック色の強いものが好きなようです。
 また、ふとしたきっかけで知った新居昭乃さんという日本のアーティストに興味を持ち、彼女と同じラジオ番組のパーソナリティーを務めている坂本真綾さんにも興味を持ちました。

 来年の予想ですが、就職活動時期ということもあって、夏ぐらいまではどっぷり音楽を聴くことにはまる生活は難しそうですね。特に新たにCDを買うのはいろいろと制約があってきつそうです。

今年買ったアルバムで良かった物

プログレ系

イタリアの「arti + mestieri」
1974年発表の1st「tilt」

 ジャズロック系です。手数の多いドラムが刺激的で素晴らしいです。バイオリン、ギター、メロトロン、ホーンなどもスピード感のある演奏でかっこいいです。

HR/HM系

アメリカの「Y&T」
91年発表の解散ライブ(90)収録作品
「Yesterday&Today Live」

 Dave Meniketti(g、vo)率いる硬派なメロディアスHRバンドの解散ライブです。後に再結成していて、Dave自身も近いうちに二枚目のソロアルバムを出すと言われてます。

その他

「RETURN TO FOREVER」
76年「Romantic Warrior」

 Chick Corea(ピアノ/キーボード)が率いるこのバンドのアルバムは本作と1stを聴いてみましたが、どちらも良質な作品ですね。ただ、ロックファン(とりわけプログレファン)向きだと思ったのは本作です。
 メンバーはChick Corea(P), Al DiMeola(G), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds)でフュージョンとはいえプログレチックな雰囲気も十分でハードかつアグレッシブです。Al DiMeolaのプレイも彼のソロアルバムなどより曲が良いぶん気持ちよく聴けます。

新居昭乃
97年発表の2nd「そらの庭」

 日本的な旋律とシンフォニックなアレンジが気持ちいいです。
 彼女自身が『《音楽にしたいもの》実在または架空の風景、日常に潜む異世界、絵画、愛のあるSF、愛すべきものたち、etc...(公式サイトより引用)』とおっしゃっていることからも分かるように、普通のポップではないです。まあ、普通のポップではないから私も気になったんですが…
 実験的です。

2001/12/18

 

 

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