音楽サイトを運営している私と皆様へ

 最近追加しているレビューは、誉めているものが少ないです。ネタ不足の現れでもありますが、(他の人が書いた)誉めちぎってるレビューは信用しない、という私のスタンスに合わせているからです。
 これは、誉めること自体を責めているのではありません。ベタ誉めしているレビューにありがちな中身のない文章が嫌なのです。一般的には、音楽は人それぞれの感性で聴くもので、一つ一つの美点などを分析・検証しながら聴くものではないと思います。しかし、自分の好きな音楽を他人に薦めるという行為をする限りでは、内容の具体的説明や数値化は欠かせない作業なのではないでしょうか。単なる美辞麗句や、どこかで見かけたようなフレーズを並べればいいというものではない筈です。その点では、私自身も「不合格」のレビューを書いていますので、改善の努力をしなければいけないと思います。
 勘違いのレビューを垂れ流しにしている音楽サイトの管理人の皆様!音楽評論家を名乗る皆様!コピーライターのモノマネしてませんか?音楽評論家(アマチュアも含む)は小説家でも思想家、革命家でもなくてジャーナリストである筈です。

2001/12/3

 

 この挑発的な文は、題名通り私自身への叱咤と私以外の方への呼びかけを含んでいます。
 掃いて捨てるほどある(個人運営の)音楽サイトといえども目標は高く持つべきであるという決意から書いてみました。それに、検索サイトでHITしたサイトがどうしようもなかったりして憤慨している事もあります。とは言っても、昔書いた私のレビューなどは上の文からすると到底レビューとはいえない代物ですし、最近の私のレビューだってあまり人のことを馬鹿に出来ないような(汗)。

 

 

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