STEELY DAN

AJA/彩
77年6th

 スティーリー・ダンの代表作と呼ばれてるのが本作で、グラミー賞もさくっと授賞しています。

 スティーリー・ダンの歴史をごく短く書いておきます。当初このアメリカのグループはバンドとして結成されました。が、中心人物のドナルド・フェイゲン(Key、Vo)とウォルター・ベッカー(B、Vo)がツアーなんぞよりスタジオに篭もってるのが好きという考えでアルバム出してくうちに結局、二人のユニット/プロジェクトになってしまうのでした。かくして、もともとジャズ指向だった彼等はその筋の大物をゲストに呼んで作品を作るようになったわけです。
ちなみにAJAの時には二人+ゲスト、セッションミュージシャンという体制が板についています。また、故ジェフ・ポーカロといったTOTOのメンバーもTOTO結成以前にセッションミュージシャンとして参加していたのは有名です。

 肝心のAJAの内容ですが、ジャズやファンク色が極めて強いポップ/ロックで当時はクロスオーバーなんてジャンルに分類されてたりしています。そのサウンドは今聴いても都会的に洗練されていて洒落ています。彼等のアルバムタイトルにも使われているんですが、夜の幻想的な摩天楼のビル群を連想させてくれます。

 私が高校二年の時に彼等のベスト盤を聴いたときは正直ぴんと来ませんでしたが、2年3年と歳を重ねる度に心地好く感じられるようになってきました。しかも、いったん聴けるようになると飽きが来ないんです。

2001/12/7

 

 

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