Tipographica

God says I can't dance

96年発表の2nd

 現在ではアニメのサントラなどでハードなギターサウンドを聴かせてくれている今堀恒雄氏(G)が以前率いていたのがTipographicaです。今堀氏の近年での活動でも奇妙な楽曲を披露してくれていますが、基本的にはハードロック的なかっこいいギターサウンドがメインです。というわけで、Tipographicaの実験的かつコミカルなジャズロックサウンドは同一人物が作り出したとは思えないものです。もちろん、ギター・ドラム・ベース・キーボード・サックス・トロンボーンという編成を見れば作曲者が同一であったとしてもハードロックサウンドにはなり得ないわけですがね。

 音楽性としては変拍子バリバリかつコミカルでシニカルな雰囲気と非常に実験的作風です。ちなみに今堀氏はフランク・ザッパに影響を受けたようですね。変態的サウンドはそこらからですか?まあ、私的にフランク・ザッパには詳しくないので、変拍子バリバリでコミカルなジャズロックというとイタリアのAreaが思い起こされます。で、Areaと比較してみますと、ロック度はAreaの方が高いと思いますがひねくれ度はいい勝負をしていると思います。

 他にもメンバー各自がジャズからロック/ポップまで色々なアーティストと仕事をしてきたようで関連人脈は広く豪華ですねぇ。例えば、佐藤允彦・加古隆・JOHN ZORN・遊佐未森・TOM CORA・高野寛・かの香織・坂田明・日野皓正・ポールジャクソン・渡辺貞夫・国分弘子・松岡直也・忌野清志郎・山下洋輔と…凄いですねぇ(五人ほど、私の知らん人の名も挙げといたけど…)

2002/2/5

 

 

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