arti & mestieriでもいいみたい。
tilt 1974年発表の1st |
![]() アルティ・エ・メスティエリはドラムのFurio Chiricoを中心とした6人編成のバンドだ。ジャケットのクレジットを見るとヴァイオリンやサックスの奏者もメンバーにいるもよう。その音楽性はジャズ系のプログレなのだが、非常に手数の多いドラムやクールな叙情性などがスリリングに感じられる。ジャズ系のプログレといっても、意味不明な現代音楽から影響を受けたアヴァンギャルドなジャズのような気持ち悪さは皆無だ。アグレッシブでスピーディーな展開で尚且つメロディーに起伏があるので、ドリームシアターなどに代表されるプログレハードを好んで聴いている層にも受け入れられると思う。緻密な構成、展開やインスト、ソロパート重視な点もプログレハードファンには好まれると思う。そして、音質は水晶のように硬く、透明なもので、ドラムやヴァイオリンの切り口の鋭い音が際立ってくる。そこにキングクリムゾンのごとき荘厳で冷徹なメロトロンがからんでくるから堪らない。となると、テクに偏った情緒のない、楽曲を想像しがちだが、ここに泣きのエッセンスも加わるのだからもう完璧でしょう。泣きの度合いはドリームシアターなどもかなわないと思う。さすがイタリアのバンドってとこかな? とりあえず、買って聴いてもらえれば気に入る気に入らないは別として、驚くのではないかな? |
Giro di valzer per domani/明日へのワルツ 75年発表のセカンド |
![]() 演奏面では、依然として手数の多いドラムが印象的ですね。また、短い曲が増えたことで、全体としてソロパートよりアンサンブルを重視しています。前作ではオマケ程度で 総評としては、聴き手にまでただならぬ緊張感を伝えていた1stと違って、演奏自体は切れ味の鋭さを見せつけるものの何処となく余裕が感じられます。場数を踏んだからなんでしょうかね。結局、緊迫した雰囲気の1stか余裕の2ndかは人それぞれじゃないですかね。個人的には初めは1stが好きでしたが2ndも聴き込むうちに段々と良くなってきています。ノリも2ndの方がいい気がしますし。ちなみにラストの15曲目は絶品ですよ。ユニゾンしたバイオリンにアコギの叙情的な音色 |
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