SOGNANDO E RISOGNANDO/夢のまた夢 72年発表の3rd |
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LA GRADE CASA/神秘なる館 1973年発表4thにしてラストアルバム |
![]() 神秘なる館は彼らの通算4作目のアルバムにしてラストアルバムともなっている。基本的にはポップな歌ものなのだが、キーボードがシンフォニック色を加えたり、メロディックで大仰なギターが加わることによってプログレっぽさを演出している。プログレというジャンルでは兎角、大作主義やらテクに突っ走ったりしがちなのだが、彼らの場合には身の丈のポップがベースなので、アンサンブル重視で曲もコンパクトなものが多く、大作やら複雑系の曲が苦手な人にも非常に聴きやすいと思う。ただ、ポップとは言ってもイタリアのポップなので英米のものとは完全に異質、まあ、その異質さがチャームポイントなんだけどね。カンツォーネなどを想像してもらえば分かると思うが、おおらかで明朗、情緒的なメロディーはイタリアならではもの。 個人的にはがちがちのプログレもプログレ風味のロック(ポップ)も共に愛しているので、どちらかの路線を否定することはしないし、フォルムラ・トレのイタリアらしさも含めてお勧めしたい。 ちなみにラディウスのギターは時に官能的、時に枯れた味わいを出していてこのギターの音色目当てで聴いても間違いではないと思う。 |
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